腹痛、腰痛、お腹のはり、吐き気、頭痛、いらいら感など、月経期には非常に多彩な症状があります。特に原因がないのに痛みが強い方もいますし、子宮筋腫や子宮内膜症が原因で症状が起こることもあります。また、生理前に腹痛、腰痛、乳房痛が認められる方は月経前症候群(PMS)、主に精神症状を強く感じる方については月経前不快気分障害(PMDD)とよばれます。
<当院での対応>
まず、よくお話をうかがって、どのような症状がつらいのかを確認します。その後、内診やエコーによって、子宮や卵巣の異常がないか確認します。また、血液検査でマーカー検査などを行う事もあります。
治療は、痛みに関しては漢方薬や痛み止めを使用します。また、健康保険が適応されるピルも一部ありますので、お体にあったものを処方します。月経前症候群の方は、原因に応じてホルモン療法や漢方薬、精神安定薬などを処方します。
月経困難症の原因となるような子宮内膜症や子宮筋腫が認められた方は、ホルモン療法(低用量ピル、黄体ホルモン製剤、GnRH療法など)をおすすめします。手術が必要と判断された方は、大学病院などをご紹介する事も可能です。
ホームページを見たとお伝えください03-6456-1682平日10:00~19:00/土9:00~13:00 [水日祝休]
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