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妊娠希望・不妊症

<当院での対応>

妊娠しづらいようだと感じたり、将来妊娠しないのでは、という不安のある方はご相談ください。

まずは問診・内診・エコーなどを行い、原因別の対応をとります。

当院では、内診、エコーの他に血液検査、精液検査、子宮卵管造影検査などが可能です。

○排卵しづらい方:基礎体温のチェックや血液検査などで診断します。ホルモンの分泌がうまく行かない方や多嚢胞性卵巣症候群の方などが含まれます。排卵のモニタリング・サポートを行います。

○卵管に問題のある方:子宮卵管造影検査を行い診断します。両側の卵管が通過しづらい場合は手術等で通過性を回復させるか、体外受精が必要になる場合があります。

○子宮因子のある方:エコーや内診で、子宮自体に問題がみつかる方もいます。専門的な治療(手術など)が必要な場合はご紹介致します。

○男性側の因子がある場合:精液検査などを行います。現在、当院では簡単な精液検査のみ対応可能です。詳しい検査や治療については、専門施設への早期の受診をお勧めしています。※男性用の診察室・検査室を用意しておりません。ご一緒に来院された場合でも、後日の精液検査となりますのでご了承ください。

○免疫因子のある方:血液検査などを行います。必要に応じて専門施設へのご紹介も行います。

治療はタイミング指導、排卵誘発、人工授精、投薬治療などが可能です。

なお、当院では生殖補助医療(体外受精)を行っておりません。ご夫婦とも特に早期の妊娠成立を望んでいらっしゃる方や、体外受精の適応となる患者さん、および初診時に40歳以上で妊娠希望の方については、生殖補助医療に対応可能な医療機関のご受診をお勧めしております。近隣の専門医もしくはご希望の施設へのご紹介が可能です。


生理不順(月経不順)

正常な生理(月経)の周期は25日〜38日の間とされています。

周期が短くなる場合は、ホルモン分泌の異常を伴う場合があります。また、ひんぱんに出血を繰り返すため貧血になる可能性があります。

周期が長くなる場合やずっと生理がこない場合には、ホルモンの分泌異常や現在飲んでいるお薬の影響なども考えられます。もちろん、妊娠の可能性は常に考えておく必要があります。

<当院での対応>

基礎体温のチェックや採血により、ホルモンの分泌状態を確認します。基礎体温をつけている方はご持参ください。また、内診やエコーによって、子宮や卵巣の異常がないか確認します。

治療は、検査結果に応じてホルモン治療などを行います。


生理痛(月経困難症)

腹痛、腰痛、お腹のはり、吐き気、頭痛、いらいら感など、非常に多彩な症状があります。特に原因がないのに痛みが強い方もいますし、子宮筋腫や子宮内膜症が原因で症状が起こることもあります。また、生理前に精神的な症状や腹痛、腰痛、乳房痛などが認められる方は月経前症候群(月経前緊張症)とよばれます。

<当院での対応>

まず、よくお話をうかがって、どのような症状がつらいのかを確認します。その後、内診やエコーによって、子宮や卵巣の異常がないか確認します。また、血液検査でマーカー検査などを行う事もあります。

治療は、痛みに関しては漢方薬や痛み止めを使用します。また、最近では健康保険が適応されるピルも一部ありますので、お体にあったものを処方します。月経前症候群の方は、原因に応じてホルモン療法や漢方薬、精神安定薬などを処方します。

月経困難症の原因となるような子宮内膜症や子宮筋腫が認められた方は、ホルモン療法(GnRH療法など)をおすすめします。手術が必要と判断された方は、大学病院などをご紹介する事も可能です。


子宮筋腫

子宮にできる良性の腫瘍です。30歳代以降の女性は、チェックをすると20〜30%の方に筋腫がみつかるとも言われています。女性ホルモンの影響を受けますので、生理のある間は徐々に大きくなる事が多くみられます。

ただし、大きさやできる場所によってはほとんど症状のない方もいますので、一度は診察を受けると良いでしょう。全く症状がなく、他にトラブルの原因にならないような筋腫については、何も治療を行わずに経過観察だけで済む場合も多くあります。

貧血の原因となったり、痛みなどの症状がある場合、また、不妊症の原因となる場合にも治療の対象となります。一般的にはホルモン療法や手術療法、血管治療などが行われています。

<当院での対応>

内診やエコーによって、サイズや場所をよく確認します。必要があればMRI等の画像診断が可能な病院をご紹介してチェックを依頼します。

治療が必要な場合は、当院では貧血や痛みへの対症療法や、ホルモン療法(GnRH療法など)が可能です。手術療法などが必要な方は、対応可能な病院をご紹介致します。


子宮内膜症

子宮内膜症とは、もともと子宮の内側を覆っている子宮内膜が、違う部分にできてしまう病気です。一般的には、子宮の筋肉の中や卵巣など骨盤の中にできる事が多いものです。

子宮や卵巣が腫れてしまう事が多く、また、周囲と癒着を起こして生理痛や性交痛の原因となります。不妊症の一因となることもあります。病気の原因はまだはっきりとはわかっていません。治療は一般的にホルモン療法、漢方薬、手術療法などが行われます。

<当院での対応>

内診やエコーを行い、どこに病変があるかよく確認します。不妊症の原因として癒着などが疑われる場合には、子宮卵管造影検査を行う事があります。血液検査でマーカーのチェックを行う場合もあります。

治療としては、痛みなどへの対症療法や、漢方療法、ホルモン療法(GnRH療法など)が可能です。必要に応じて、腹腔鏡手術が可能な病院をご紹介することもできます。ご相談ください。


子宮がん(子宮頸がん<予防ワクチン>・子宮体がん)、卵巣がん

<当院での対応>

当院では子宮がんや卵巣がんの治療自体は行っておりません。

がん検診を行い、早期に発見できるよう努めています。(墨田区の子宮がん検診にも対応致します)

また、血液マーカー検査やMRI検査(紹介)を併用して診断精度が高くなる様にしています。がんが疑われる方や診断のついた方については、早急に対応可能な病院をご紹介致します。

子宮頸がんの予防については、ワクチンが使用できる様になりました。

当院でも導入しておりますのでご相談ください。(6か月の間に3回の接種が必要です。)


性感染症

性行為によって細菌やウイルスに感染し、痒みや痛み、おりものなどの症状が出ることがあります。女性にみられる代表的な疾患として、クラミジア、ヘルペス、コンジローマ、梅毒、B型肝炎、HIV感染などがあげられます。それぞれ抗生物質や抗ウイルス薬等を用いて治療します。

<当院での対応>

症状のある方は、疑わしい病気の検査を内診や血液検査などで行います。

特に症状のない方でも、ご結婚をひかえて確認しておきたいなどのご希望があれば、ブライダル健診としてチェックをお受けいただけますので、ご遠慮なくご相談ください。

 


更年期障害

平均して50歳を過ぎると閉経を迎えます。その前後で女性ホルモンの分泌低下が原因で色々な症状が起こります。これを更年期障害と呼びます。代表的な症状は、顔のほてり(ホットフラッシュ)、のぼせ感、動悸、不眠、うつ状態などがあげられます。治療は主にホルモン補充療法や漢方療法が行われます。精神科的な治療が必要な場合もあります。

<当院での対応>

症状を良くうかがい、必要に応じてホルモン検査などを行います。他の病気によるものかどうかの判断も必要となります。ご相談のうえ、患者さんにあった治療法を選択します。


避妊相談

<当院での対応>

各種ピル処方、子宮内避妊具(IUD・IUS)挿入などが可能です。詳しくはご相談ください。

また、緊急避妊ピルの処方も行います。ご希望の場合はお電話でご相談のうえご受診ください。


中絶手術

<当院での対応>

母体保護法に基づいて手術を行います。

内診、エコーや手術前検査をきちんと行い、安全に手術が行えるように準備をします。

※手術前検査を行いますので、初診当日や翌日には手術を行いません。

手術は原則として日帰りで行います。麻酔を行ったのち、主に吸引手術を行いますので、痛みの少ない手術となります。

手術前後の詳しい説明や料金などはお問い合わせください。

※※妊娠週数や合併症・アレルギーなどによっては、当院で手術をお引き受けできない場合があります。あらかじめお電話でご相談のうえご受診ください。